柔軟に調停と向きあう

更に民事調停という手段はとても費用を安く抑えることが出来る方法として考えてください。債権額が高額で、弁護士費用を支払いしたとしても回収しなければならないものもあるでしょう。そのようなものではない比較的債権額が小さい場合は、多くの中小企業でこのような作戦に出ています。一般の民事訴訟とも違い、 申立手数料が訴訟の半額で済ますことが出来、訴訟よりも短期間で終了させることが出来るのも民事調停のメリットです。

実際に中小企業の中には裁判にかける費用を用意するまでの余裕がないケースも多くあるのではないでしょうか。そして民事調停の場合、あくまでも非公開で手続きが行われることになります。通常の裁判では傍聴席が用意されていて、もう既に仰々しい雰囲気も漂ってはいるものですが、調停では傍聴ができないため、 当事者間の問題が無関係の第三者に知られてしまう心配もする必要はなく、相手企業との関係をそれ程崩壊はさせたくないというケースでも民事調停がおすすめ出来る方法ではないかと考えることが出来ます。

そして売掛金回収には時効が存在しているものですが、民事調停をすることによって、民法147条1号では 時効を中断させることが出来るとあります。